自然栽培の稲わら

私たちが伊予農業高等学校に伺ったのは昨年のことでした。農薬や肥料を使わない自然栽培を高校生がしていると知ったのはそのときです。

 

当時、研究発表会がせまっているとのことで、その練習をしているところだと聞き見せてもらうことにしました。

発表内容である自然栽培の稲を、発育状況や土壌環境などを記録しグラフ化して誰にでも分かりやすい内容にまとめられていたことを、今でも思い出します。

 

それから1年後の今年、耕作放棄水田を借りたことで栽培面積も広がり、栽培にも成功したようです。

自然栽培をするには水稲栽培が比較的容易だと高等学校の顧問の先生から聞きました。しかし、ここまで来るには難しい課題がいくつもあったのではないかと思われます。

稲わらの積み込み
稲わらの積み込み

米収穫後の稲わらを分けてもらえることになり、今日は伊予農業高等学校の白水農場(愛媛県伊予市上吾川)まで伺いました。頂いた稲わらは、果樹の苗木まわりにまいています。これから腐食が始まり、果樹の栄養分になってくれます。